傷つき傷つけ合ってること
何度目からか気付いてたけど
会いたい気持ちの方が勝って
試すように君を見つめた
孤独がこわいだけの僕でも
君を癒すことができたなら
未来なんて見えなくてもいい
ただ今だけ 僕だけ
感じていて欲しい
遠い昔の記憶まで
むせかえる程に甦る
君がくれたメロディーは
鳴りやまずに響いてる
「瞬きをすれば涙がこぼれる」
そんな僕はいらない
好きだけじゃ上手くいかないこと
恥ずかしいけど今更気付いた
どんなに思っても届かない
君の声も僕に届かない
優しさだけじゃ 埋まらないもの
君も僕も両手に持ってた
それでも求める心は
期待してまだその時が
来るのを待ってる
弱音を吐かなかったから
手を差し伸べられなかったから
例え言葉にできても
君は答えくれなかった
「息を吸う度にため息に変わる」
そんな君はいらない
君を深く知る度に
初めての感情に触れる
どこか遠い世界なら
ずっと一緒にいられたかな
優しさに怯み 優しさに溺れ
伝える事さえ できないくらいに
幼い僕はいらない