札幌アコースティックユニット・Sweet Brownie

  

キノカゼ

作詞・作曲:Asami


風の中で震えたのは
幼いままの私でした
いつか大人になるのを恐れ
ただひたすらに震えていた

暖かい空が 穏やかな波が
私の全てを受け止める様に
両手を広げるのに

輝くモノから 目を背けたまま
陰のみ探す黒い瞳が
行き場無く彷徨ってる

哀しみに支配されてもまだ
しがみつく意味は
必要とされるにも満たない
愚かな未熟者

風の中で見つけたのは
切なく映る月の破片かけら
いつか満ちる日をただ待っている
儚くも強い光

届かぬ思いが 時間を越えてく
軌跡とでも呼んで欲しそうに
憂わしげに宙を舞う

悲しみに支配されてもまだ
手離すその意味は
諦める事こそが良心と
浅はかな僣上者せんじょうもの

佇んだままの心が揺れている
目を覚ませるように
臆病を忘れた小さな心に
始まりの音が鳴る

風に触れて感じたのは
灯火ともしびのような清い温もり
そっと繋ぐように握り締めて
動きはじめた時を辿る